Last Update2025.11.19
俳句コンテスト「ワンクで一句」 結果発表
たくさんのご応募ありがとうございました
このたび、俳句コンテスト「ワンクで一句」では、当行のキャラクター「ワンク」と「銀行」というテーマで俳句を募集いたしました。
銀行を舞台にした日常のひとコマや、ワンクへの想い、季節の移ろいなど、皆さまそれぞれの視点から生まれた作品が数多く寄せられ、全国各地から合計2,230作品というたいへん多くのご応募をいただきました。
応募作品には、日々の暮らしの中で感じた小さな幸せや、人と人とのつながり、そして地域に根ざした温もりがあふれており、どの一句にも作者の思いが込められていました。ワンクという存在を通して、銀行がお客さまの生活に寄り添っていることを改めて感じることができる、心豊かな作品ばかりでした。
受賞作品
テーマ『ワンク(犬)』
最優秀賞
佐賀県 ぱせり 70代~
子犬たちが追いかけるのは互いのシッポだったり、自分のシッポなのだろうが、そこを「春のシッポ」とずらした事で爽やかな春の点描となった。「春のシッポ」が読む人にとって様々なイメージを呼び起こすはずである。
優秀賞
巣立つ子にワンクカードがお供する
福岡県福岡市 ミファ 30代
最近は現金を持たない人が増えているとか。卒業や就職をして、親元を離れる子供に銀行のカードを渡すというのが今時の親なのだろう。何かのおりに助けになればという思いが「お供する」に込められている。
ワンクとね九州一周旅したい
福岡県筑紫野市 イオくん ~10代
この句はワンクを見たとき、ふと心に浮かんだ情景をそのまま句に書きとめたものであろう。作者が十歳ほどであることを思えば、作者のワンクへの親近感や夢の広がりが、読者の共感を呼ぶ楽しい句になっている。
手放せぬスマホとワンク去年今年
山梨県 みなまる 50代
今やスマホの時代。電話やメールだけではなく、買い物の支払いや決済、チケットや切符の代役までこなす優れもの。現金を使う機会は減ったが、残高管理は慎重に。ますます進歩するAI。新しい年も、しっかり使いこなしたいもの。
特別賞
獣医から犬の宛名の年賀状
新潟県 ぼうかる 70代~
最近は犬や猫はペットではなく家族なのだとか。そんな家族の犬にはかかりつけの獣医さんから年賀状が届くのだ。一読「えっ」と思わせるのがうまい。年賀状も値上がりした事だし、今年も届くのだろうか。
テーマ『銀行』
最優秀賞
入学金振り込み終えて春の風
東京都 さささん 50代
進学先が決まり、入学金を振り込んだ。まとまった金額なので親としては大きな負担であるが、子の成長と未来を思うと心は軽い。子にとっても新しい生活が待ち受ける希望の春。「春の風」が心地よい。
優秀賞
銀行のカレンダー手に師走かな
福島県 K・U 60代
年末が近づくと企業がカレンダーを配り始める。毎年、確実に手にすることができるのは銀行のカレンダーである。すなわち、我が家には必ず愛用の銀行のカレンダーがある。これをいただくと、今年も残り少なくなったと思う。
銀行を出て春風と帰りけり
新潟県 70代~
銀行で何かいい事があったようだ。融資の話がまとまった、予定していたお金が無事手に入った、などなど。ウキウキした気分が「春風と帰りけり」というフレーズで見事に表されている。
銀行の職場体験日焼けの子
石川県 40代
銀行に行くと、ふと腕に腕章をつけ行員に指導を受けている実習生の姿に目が留まった。その実習生は、日焼けし、若々しく健康的で輝いていたのである。実習生を見つめる作者は、自分の若かりし頃を思い出し少年の幸せを願うばかりである。
特別賞
香川県 ももっぺ 20代
人生は入学、就職、結婚、子育てなど様々なことを経験し、その度お金との関わりが発生する。通帳に刻まれた数字には、その時々の家族の喜びや悲しみが込められており、その刻まれた数字を見れば一瞬にしてその思い出がよみがえる。
審査会
審査会では、現代俳句協会の中村さま、福本さま、森さまを迎え、全国から寄せられた2,230作品を、一つひとつの言葉に目を通しながら、真剣な面持ちで吟味を重ね、句の余韻を味わいながら感想を交わす静かな時間もあれば、「この表現は新しいね」「ワンクの姿が自然に浮かぶ」といった声があがる、和やかで温かな空気も広がっていました。
選考では、「俳句としての完成度」や「言葉の響き」、「読んだときの情景の鮮やかさ」はもちろんのこと、“読む人が明るい気持ちになれるか”“銀行やワンクとの親和性が感じられるか”といった点にも重きを置き、様々な視点から丁寧な議論が交わされました。
「俳句の文法に忠実でありつつ、読んで明るい気持ちになる作品を」
「“ワンクらしさ”が自然に伝わる句を大切にしたい」
そんな意見を主軸として、最終的には、ユーモアや温かさ、そして日常のリアリティを兼ね備えた作品が高く評価され、見事入賞作として選ばれました。